一般歯科【 保存・口腔外科 】
歯科の二大疾患である歯周病とう蝕は口腔内常在菌による細菌感染症です。
これが近年、全身疾患(心不全、脳梗塞、糖尿病、肺炎、肥満、骨粗鬆症など)のリスク因子であることが明らかとなっています。
むし歯の進み方
痛みを感じなくても、むし歯は始まっています。
歯の表面が白濁(白い斑点)してきます。この段階では痛みが無いので、自分で発見することは困難です。歯科医師による適切な処置が大切です。これにより歯を削る事なくむし歯を治す事も可能です。
冷たいものがしみる段階です。
むし歯が象牙質にまで進行している段階です。冷たいものがしみるなどの自覚症状が現れます。さらに進むと熱いものまでしみるようになります。熱いものがしみだしたら要注意です。見た目ではむし歯がそんなに大きくなくても、神経をとる事になる場合もあります。
痛みが強くでる段階です。
むし歯が歯髄にまで達した状態です。歯に大きな穴があき、歯髄の圧が高まり、ズキズキする痛みが表れます。歯髄をとり除く必要があり、数回の治療を要します。
痛みはなくなりますが、治療は大変です。
むし歯が歯髄にまで達した状態です。歯に大きな穴があき、歯髄の圧が高まり、ズキズキする痛みが表れます。歯髄をとり除く必要があり、数回の治療を要します。
保存・修復
虫歯の診断にはダイアグノデントを使用し、数値により、虫歯かどうかを診断します。虫歯の場合には、虫歯になった箇所を削り、その部分を金属やコンポジットレジン(歯科用プラスチック)で補い、神経を取らずに保存する方法です。
口腔外科
- 保存が困難になった歯や親知らずを抜く
- 顎関節症の処置
- 口内炎の処置
- 腫瘍切除
- 小帯(筋肉をつなぐ筋)付着異常処置状況により口腔周囲組織の形態異常や機能障害が起こります。
- 口腔内乾燥症舌がヒリヒリしたり、灼熱感を感じたりしませんか?
自分で気づかない事も多く、違った医療機関を受診してしまうことがよくあります。
口腔内が異常に乾燥すると、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
的確な診断と処置を受ければ、改善できます。
脱臼歯の応急処置
歯の外傷はこんな事でおこります。
- 転倒
- 人や物に衝突
- 殴打
- スポーツでの衝突
- 交通事故
など・・・
もしこのような事故で歯が抜けてしまったら・・・
マウスガードの効果
スポーツ人口の増加、競技レベルの向上等で、スポーツによる外傷は増加傾向にあります。
マウスガードの装着により、外傷もかなり予防できます。
- 歯の歯折の予防
- 歯の脱臼の予防
- 顎骨骨折の予防
- 口唇、頬側粘膜の裂傷の予防
カスタムタイプマウスガード
個々の歯列模型から歯科医院で作製します。
既成品ではなく、それぞれに合わせて作製しますので、装着感に優れています。
当医院で作製した患者様は、ラグビーやボクシングをされている方が多いようです。
永久歯は一度失ったら、2度と生えてはきません。
ぶつかり合う事の多いスポーツについては、カスタムマウスガードを作製し、事故の予防に心がけましょう。
その歯を急いで探しましょう。 絶対に歯の根の部分は持たないように注意し「歯の保存液」につけます。 保存液が無ければ、牛乳で代用します。
※乾くと、歯の周りについている組織が死んでしまい、再植率が低下します。
※「歯の保存液」は院内で販売しております。お問い合わせください。
急いで歯科医院に連絡をし、受診しましょう(出来れば30分以内)