自由診療【 予防歯科 】
【 「自由診療」は保険診療対象外となります。予めご了承願います。】
各種クレジットカード、IDもご利用いただけます。(分割払い、ボーナス払いも可能です)
フッ素イオンで歯を強く美しく
当医院では、う蝕予防、根管治療に活躍するフッ素イオン導入装置(パイオキュア)を導入しています。
パイオキュアは、う蝕に抵抗性のあるフッ化リン酸カルシウム(フルオロアパタイト)を積極的に歯に取り入れる為の装置であり、一般的なフッ素塗布に比べると、より効率的に歯の内部にまで成分をしっかりと浸透させることができます。そのため、表面のエナメル質だけでなく内側から歯全体の質が向上し、う蝕予防に高い効果を発揮します。
フッ素イオン導入法の仕組み
フッ素は単体では不安定な元素であり、常に他の元素と結合しています。そこで、パイオキュアによって歯を一時的にプラス極性にさせ、フッ化ナトリウム(F-)を電気的に分解し、歯に取り込みやすくします。
極板と綿花が内装されたマウスピース型のトレー
イオン導入用に開発されたイオントレーは、ポール綿の下にアルミ電極が入っており、フッ化ナトリウム液を効率良くイオン化し歯牙へのフッ素取り込みを助けます。
イオントレーは、左写真のようにマウス状のトレー、アルミの電極、フッ化ナトリウム液を吸収するポール綿で構成されています。
小さなお子様から大人まで対応
サイズは、年齢別に歯列弓の成長度に合わせて選べるように3種類をご用意しています。
唾液検査
あなたの唾液は歯を守っています。
唾液チェックでお口の健康状態を確認しましょう。むし歯予防の一歩です。
歯と唾液
私たちが食事をすると、歯の表面にいる菌も食事して、菌は酸を作ります。酸は歯を作っているカルシウムなどを溶かします。
この状態が続くとむし歯になります。
唾液には、酸で溶けたカルシウムを歯に戻し、歯をむし歯から守る力があります。
この唾液の力は個人差、年齢差、生活習慣の差によって異なりますので、チェックバフでのこまめな検査をおすすめします。
唾液パワーの秘密
衛生維持パワー
唾液の分泌量が多いと、お口の中の衛生が保たれています。
再石灰化促進パワー
お口の中をむし歯になりやすい状態から、ムシ歯になりにくい状態へ変えてくれます。
- 再石灰化
- 唾液パワーにより、むし歯になりにくい状態をつくります。
- 脱灰
- むし歯菌がプラーク菌と酸をつくり、
歯の表面が溶け出しています。
唾液パワーをチェック
唾液の分泌量をチェック
お口の中を衛生的に保つ唾液の分泌量を確認します。
分泌量 | お口の中の状態 | |
---|---|---|
5.0ml以上 | 多量 | お口の中は新鮮な唾液により常に守られています。 |
3.5~5.0ml未満 | 適量 | お口の中は唾液で守られていますが、注意が必要です。 |
3.5ml未満 | 少量 | お口の中は乾燥状態で、むし歯・口臭の危険があります。 |
唾液の分泌量をチェック
表示値(pH値) | 判定結果(唾液の力) |
---|---|
pH5.8以上 |
|
pH4.8~5.7 |
|
pH4.8未満 |
|
唾液パワーは、年齢や体調などによって変わるので定期的にチェックし、ご自分のお口の中の状態を知ることが大切です。
唾液チェックについて
唾液チェックについては、当院スタッフまでお気軽におたずね下さい。
チェック前のご注意
食事は、来院の2時間前までに済ませて下さい。
ブラッシングは、唾液チェックの1時間前までに済ませて下さい。
飲んでいる薬があれば、事前に申し出て下さい。
カリオスタットとムシ歯
ムシ歯予防が叫ばれている今日、”ムシ歯のない子”はお母さん方の願いだと思います。ムシ歯が新しくできる可能性があるかどうか、小さいムシ歯が大きくなる可能性があるかどうか早期に予測することができれば、それだけお子さんに対するムシ歯予防が効果的に行なえます。 カリオスタット(ムシ歯予測試験法)はそのようなムシ歯についての予測テストを行うもので、色の変化によって容易に判定できます。
ムシ歯は図に示すように、歯(質)とムシ歯原因菌と飲食物に含まれる砂糖分が一緒になったとき、菌がネバネバしたもの(歯くそ)を作り、歯の表面に住みつきます。そして酸を作り、それによってムシ歯になります。
カリオスタットは、 この歯垢や酸のでき具合をみるもので、酸などが多いほど液の色が青→緑→黄緑→黄となり、ムシ歯に対する危険信号を示します。また歯くそができやすい人の 場合は液が濁ってきます。ですから個人個人の色の変わり方に応じて、ムシ歯予防対策を立てていただければいいと思います。
生えたての歯ほど虫歯になりやすいと言うことをご存知でしょうか?
生えたての歯はまだ柔らかく、非常に虫歯になりやすい状態にあります。
そして、日々虫歯の菌が出す酸にさらされ、脱灰(歯の表面が溶ける)と唾液成分による再石灰化(歯の表面の補修修復)を繰り返します。この再石灰化により、歯は2 〜3年かけてゆっくりと成熟していきます。このバランスが崩れると歯は虫歯になるのです。
唾液の量や質に問題のある方、歯並びに問題のある方、虫歯菌の多い方、ダラダラ食いなど食生活に問題のある方などは虫歯になるリスクがさらに上がります。